スリープ&アンガーマネジメント ~勇気と希望のアンガーマネジメント・ドクター ブログ~

良質な睡眠と感情整理術で人生が変わる! アンガーマネジメント・コンサルタントでもある睡眠専門医が快適生活のためのヒントを伝授します。

8秒かけて、息を吐く

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初めまして! 「ひこにゃん」と申します。

大阪南部のメンタルクリニックで、心の病気と睡眠障害の診療を行っています。

診療と同じくらい力を入れて、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメント・コンサルタントとして、感情、とりわけ「怒り」の感情の取り扱いを様々な方にお伝えしながら、「勇気と希望のアンガーマネジメント・ドクター」を目指しています。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

このブログでは、日常の「イラッ」「ムカッ」「カチン」に今すぐ使えるスグレ技・快適睡眠を手に入れるためのヒントなどを、お伝えしていきますよ~(^o^)/

 

さて、今日は日曜日でしたね。この時期は雨が多くて、雨の合間に雑草がすごく伸びるんです。花壇の雑草がはみ出していたので、少し草むしりをしました。この時期の雑草の中にはトゲトゲが生えているのがあって、彼らを抜こうとした侵入者(僕)の指にグサッ!と反撃が。

「痛、痛、痛!」

とりあえずこのトゲトゲ草をごみ箱に捨てたくて、家に駆けこんだ僕に妻が一言。

「そんなもん、家に持って入らんといてよ。葉っぱが落ちるやんか」(大阪弁

カッチーン!

(わしが指痛いのわからんのかーい!)

(葉っぱくらい我慢せんかーい!)

少々品のない心の声が響きますねぇ。

はい。こんな時にお勧めなのが、次の技。

 

<8秒かけて、息を吐く>

 

です。

アンガーマネジメントでは、腹が立つ出来事があった直後の6秒間を「最悪の6秒」と呼んでいます。この6秒間は怒りの強さがピークで、この間に反射的に何かをしたり・言ったり・し返したり・言い返したりすると、ろくなことにならない。この6秒をやりすごすと、よりよい選択をする余地が出てくる、と考えます。

6秒待てばいい、とはわかっていても、思わず心の声をそのまま口に出してしまいそうになりますよね。こんな時は、「体を使う」のがポイントです。6秒待つために体を使うスグレ技がアンガーマネジメントにはたくさんありますが、<8秒かけて、息を吐く>も、その一つです。

これには、いいことが3つあります。

一番目。8秒かけて息を吐いているうちに6秒過ぎる。これが、単に「深呼吸する」との大きな違いです。頭の中で8つ数えながら息を吐くことで、確実に最悪の6秒をやり過ごせます。

二番目。8秒かけて息を吐くと、しっかりと息を吐き切ることになります。この呼吸がお腹にある自律神経を刺激して、「副交感神経」というリラックス神経の働きを高めます。脈拍数が減り、呼吸がゆっくりになり、血圧が下がります。つまり、落ち着いた体の状態が作られます。体が落ち着く結果として、心が落ち着いてくんです。

三番目。「イラッ」としたときにやることを決めておけると、それだけで普段から気持ちが安定します。実は僕たちって、イライラするのは嫌だなー、と思いながら、イライラした時にどう対処するか準備もしていないってことが結構あるんです。それを前もって準備しておくだけで、怒りの感情になすすべもなく押し流されることは減りますよ。

 

はい、ゆっくり息を吐いて~

1ー2ー3ー4ー5ー6ー7ー8ー・・・

はい、上手。息を吸って~

さあ、口を開きましょう。

 

僕「ホントやな。ごめんやけど、ごみ箱持ってきてくれる?」

妻「うん、わかった~。私、花粉症やから、葉っぱが家に入るとすごいことになるんよ~」

僕「そうやったな。花粉症辛いな~」

妻「そやねん。はい、ごみ箱」

 

ね、いい感じでしょう?

もちろん、これでうまくいかなくても大丈夫。まだまだいっぱいできることがありますからね(^^)

これからも、勇気と希望のアンガーマネジメントを、皆さんとシェアしていきればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m